3Dプリンタを作ってみました。

自作3Dプリンタ(機構部は完全オリジナル)や、DIY記事

3Dプリンターの基本1

3Dプリンターの2号機ですが、実は製作費は3万円弱しかかかっていません。

初号機を使用して、パーツを3Dプリンターで作っている事と、高価な部品を使わずに

精度の良いものが出来ないかと試行錯誤した結果です。

 

市販化も見据えて製作したので、性能は自慢できるのですが、やはり3Dプリンターを

使って何を作りたいのかがイメージできず、すぐに欲しいという反応はローカルな環境ではありませんでした。

 

ただ、これだけのものを眠らせておくのは勿体ないので、こうしてブログに書いてみています。

 

製作マニュアルを作ろうと思ってはいるのですが、マニュアルとか作るのは超苦手

なので、できる範囲で解説していきたいと思います。

(専門用語など細かい説明は省略していきますw アンダーバーをつけていきますのでweb検索を)


3Dプリンターには今回製作した熱溶融積層造形(PLAや、ABSフィラメントと呼ばれるプラスチックの材料を溶かして、積み重ねていく方法)意外にも、光造形や、インクジェット方式などが

あります。

 

光造形式も作ろうと考えていますが、材料代がかかる事や、完成品が劣化しやすいなど

ホビー用途には向かないと考え、着手していません。

(ある程度調べましたが、それほど難しくはないはず?なんですw)

 

熱溶融型は造形速度が遅い事が欠点ですが、材料代も安く、装置も安く作れるので、入門用としては最適です。 今回の装置まだPLAしか対応していませんが、室内用途であれば、PLAは環境にもやさしいですし、大型のものも作りやすく良い材料と思います。

加工や、塗装がしにくいと言われますが、ちゃんとした道具さえ使えば綺麗にしあがります。

 

さて前置きが長くなりましたので、続きは基本2で説明します。

 

ESP8266でwifi通信やってみました。

ロボットの無線操縦をどうしようかと考えていたのですが、

技適マーク付で安いwifiモジュール ESP8266の存在を知り使ってみる事にしました。

  

 

操作は最終的にはiphoneでやりたいのですが、今のところwindowsPCしかないので、

とりあえず上位ソフトはVBで作り試してみました。

 

回路図や、使い方についてはネットでたくさん公開されていますので、ここではカッツアイwwです。

 

電流が足りなくてうんぬんの書き込みが多かったので、とりあえず5V電源は別に用意して、三端子レギュレータで3.3Vに落として使用しました。

 

ESP8266は単純なwifiモジュールではなく、32ビットのマイコンとしても使用できarduinoIDEを使って、プログラムを書き換え可能なのですが、間違ってwifi通信が出来なくなることを恐れ、標準モジュールのままATコマンドを使って透過モードにして、

PCをサーバーとして、 PCサーバ→wifi→UART→PCでデータが送受信できる事を確認しました。

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写真では液晶に文字が映っていますが、これは動作確認ようにPC→stbeemini→液晶モジュールでテストしたもので、最終的に上記途中のPCをSTBeeminiに変えれば

PC→wifi(ESP8266)→UART→stbeemini→RCサーボ

             →液晶モジュール

というように、PCから無線で制御できるようになるはずです。

 

ESP8266は秋月のモジュールセットを買ったのですが、他の商品だとモジュールを横に

広げていますが、秋月は前に突き出たT字の形になっています。 これはブレッドボードに差した時に、ピンが隠れないのでなかなか良いです。

 

ESP8266単体で使えるように、全部のピンを使えるようにした基板が発売されるといいな~と思います。

 

いまのところは、使えるIOが少ないので安いwifiモジュールでUARTの無線化として使い、細かいコントロールはarduinoなりSTM32マイコンなりで制御するのがベストかと

思っています。 

二足歩行ロボット製作開始

3dプリンタでパーツを印刷して、二足歩行ロボットの製作に入りました。

こちらも安く作る事を目標にしています。 サーボにはSG92Rという値段の割にはパワーのある物を使いました。
耐久性が心配ですが、3dプリンタで作るパーツは強度の割に軽いので、今のところ、ちゃんと動きます。
コントローラーは、専用のものは高いので、stbeeminiと3to8デコーダーを使いました。 制御ソフトもVBで自作してます。 とりあえずまだ各関節を指定角度に動かせるだけでまだ歩きませんf:id:obiwan999:20151011085727j:image
次は、上半身と無線操縦するためのwifi制御です。 
モジュールは安いのに技適マーク付きのESP-WROOM-02を使います。
イデアがすぐに形になり、作り直しがすぐ出来る3dプリンタは電子工作にすごく便利です。

二号機完成

二号機がようやく完成しました。

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7月末には完成予定だったのですが、とにかく安い材料で、でも精度は落とさないようにと、思考錯誤を繰り返すうちに、時間がかかってしまいました。
 
1号機を使って何度も部品を作り直しましたが、こう言う事が出来る事が昔では考えられなかった事ですし、結果が直ぐに確認出来るので楽しいです。
 
ただ完成したのはいいけれど、3Dプリンターの部品以外に作りたいものがない事に気付きましたwww
 
で、完成品を自慢出来そうなデータを探して作ったのが、これf:id:obiwan999:20150823131955j:image
 
サポート材をとるのに失敗してる部品もありますが、中々の出来じゃないですか?
 
水平出しと、Z軸の直角度が大事なので、その調整がやりやすいように設計しています。
印刷エリアは x150mm Y200mm Z100mmです。
 
アルミフレームで出来ているので、フレームさえ変更すれば、印刷エリアもさらに大きく出来ます。
 
しかし、3Dプリンターの改良が面白くなって、本来の目的の、二足歩行ロボットの部品作りに入れません
 
自作PCで、ただ高性能を求めて改良を続けるのに似てるかも
 

3Dプリンタを自作してみました。

2足歩行ロボットのパーツを作る為に3Dプリンターが欲しいなぁと思っていろいろ探していたところ、(そもそも2足歩行ロボットもまだ持っていないのですがww)

自作している情報がちらほらと見つかり、メカも電気も得意なので自分でもできそうな気がしたので作ってみました。

 

今年の2月くらいからぼちぼちと部品を揃えたり、廃材を加工したりして、4月頃には

一応動作ができるところまではできました。

 

ただし、そこからが大変で、なにせ実物を見たことがないので、動作の基本はわかっても、フィラメントがにゅるにゅる出るのはどのくらいが正しいのか、トラブルが有った時になにがわるいのか? メカ? パラメータ? 調整? 試行錯誤の連続でした。

最近になってようやく、ある程度の造形ができるようになりましたが、まだまだ満足のいく出力結果にはなっていません。 

ロボット用のパーツを作る前に、3Dプリンタを改良するのが趣味になってまして、

現在、初号機で印刷したパーツを利用して、2号機を製作しようと模索しています。

 

ただ、おこずかいが底をついたので、どうやって資金を調達しようか考えているところです。

 

テスト用のパターンを印刷してみたところ(細かいところはまだつぶれてる><)

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初号機

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